当グループでは、患者様・利用者様・ご家族様との関わりから生まれた様々なエピソードを職員が共有するために、「第1回SGグループ おもてなしストーリーコンテスト」を開催いたしました。
これまでもエピソードの収集、配付を実施したことがありましたが、エピソードの共有が、仕事に対するやりがいや責任、サービスの質向上へ向けた取り組みを推進するための活力となることを期待して、コンテストが企画されました。
テーマを理念である「ホスピタル精神(おもてなし)」の体現とし、日々の業務において心に残ったエピソードをまずは文書の形で募集したところ、24事業所77名の職員より全80作品の応募がありました。その中の上位10作品が、最終審査会に進みます。
最終審査会は9月に盛岡市内のホテルで行われ、職員が作品について、パワーポイント・動画・朗読などで3分程度プレゼンテーションを行い、優秀作品が表彰されました。
〇金賞
特別養護老人ホームはしうら 千葉 久美
「こはるさんの生きがい」
ネガティブな発言が多かった利用者様が、ぬりえに取り組むことで笑顔が素敵な周囲に優しいアーティストになっていた。利用者様からぬりえをプレゼントされたご子息は、涙ぐみ感動された。
※利用者様は仮名です。
〇銀賞
介護老人保健施設せみねの丘 髙橋 佑利花
「師匠から教えてもらったこと」
利用者様が得意な園芸を通して、職員や他の利用者様との交流が盛んになり、笑顔が増え、職員と一緒にリハビリに取り組み在宅復帰を果たした。
〇銅賞・特別賞
介護老人保健施設せみねの丘 小澤 健太・髙橋 佑利花
「心が動くとき」
バイク好きの利用者様を元気づけようと、奥様から革ジャンの差し入れがあった。革ジャンを着ると立位や歩行練習が実施でき、その様子を撮影し奥様にお見せした。また、ツーリング仲間の皆様がバイクで面会に訪れてくださり、周りの方の思いが 利用者様に届いた。
最後に、SGグループ代表 田中信幸より、「患者様、利用者様も職員も明日に向かって努力している。皆様の努力が報われるようになればいい」と講評がありました。